若い部下の育成について〜上司のスタンス〜
こんにちは
閲覧頂きありがとうございます
今回は若い部下の育成についてです。
売上を上げるにはどうしても1人では限界で部下を育てなければなりません。
即戦力ならよいのですが、業界のことを熟知していて社内フローまでわかる人間は退職者以外現実としていません。
特に若い方ですと営業の仕方や場合によっては社会人マナーまで教えないといけない事もあります。
今回は総論です
上司としての基本スタンスをまとめます。
(私の実体験として新卒から40代までの営業未経験者育成の経験に基づいてのものになります)
スタンス1
率先垂範
言葉で説明でなく背中で語れというオールドスタンスですが、これはすごく重要です
基本的に自分が出来ていない事について部下に命じても、中々動いて貰えませんし尊敬もありません。
スタンス2
良きメンターである事
人それぞれキャラクターが異なりますし掛ける言葉も違います。
けれど、共通するのが何か悩んだ時、壁にぶつかった時に手を差し伸べてあげられる。相談に乗ってあげられる。
この精神的要素も大切です。
スタンス3
的確なコーチング
細かく指示が欲しい人には想定されるあらゆるケースを体系的にかつ順序立てて説明。
自分でやりたがる人には要点と禁則事項だけしっかり伝える。
これを積み重ねることでそのうち自分で判断がつくようになります。
ただし、判断ミスもあるので常にこちらから声かけ必要です。
スタンス4
皆に平等にかつ自分の利益は最後に
だれか1人だけ気があうからとか使いやすいからといって特別扱いは厳禁です。
ひがみになります。
そして、自分の利益は一番最後に
美味しい案件や良い案件は部下へ
面倒な案件、スカ案件は自分へ
(もちろん勉強の意味であえて振ることはあります。)
そうすると、感謝されます。必然的に全体で目標達成できるようになり、部下のモチベーションも上がります。
少し辛いですが役所なので仕方ないと割り切る事が大切です。
スタンス5
ミスった時は責任を取る
ミスはどんな優秀な人でもします。
ミスについて怒ることは簡単です。
しかし、怒るだけではなぜそれが起きたか分からず次も同じミスをします。
また、萎縮して重要な報告、不利な報告を隠すようになります。良いことありません。
基本的に部下がミスをした時は、自分の責任です。
どこに問題があったかお互いに考えて修正し改善することの方がとても大切です。
(もちろん教育して「叱る」ことはありますが、「怒る」ではありません。この違いについては次回以降書きます。)
また、ポジティブなチャレンジによる失敗であればむしろ褒めてください。
チャレンジにより私たちも思いもしなかった効果が生まれる事もしばしばあります。
この5スタンスを私は心がけています。
(出来ていないとこばかりですが、、、)
キモとしては、
個人個人に寄り添ってあげることです。
ババをあえて自分から引くことです。
部下の失敗は自分の責任、部下の手柄は部下のもの
です。
そうすると段々とその部下達が更に部下を持った時に同じように接して面倒を見てくれます。
そうなったら良いサイクルです。
あとはその部下達に現場を任せて、こちらは判断と決済をするだけになります。
独立まであと半年
独立した後も部下育成のスタンスは変えないつもりです。